ブロックスデュオ大会2009

結果出てました。9勝1敗で優勝でした。

http://hp.vector.co.jp/authors/VA003988/gpcc/09g3b.htm

今年は東京農工大の会場に行ってきました。他の予定があったので途中で抜けてしまいましたが…。運営の皆さんお疲れ様でした&ありがとうございました。

提出したプログラムはこちら。

hm5.zip (2013/09/04 UNLICENSE.txt を追加。ご自由にご利用ください)

昨年からの改良点は2つだけです。正直あんまり強くなってません。

  • 盤面評価を約 15% 高速化
  • 序盤の動きをあらかじめ計算して持っておくようにした

opening_book というファイルが序盤の着手データベースで、以下のようなテキストファイルになってます。

66t0
66t0 99t7 A7q1
66t0 99t7 A7q1 B7l4 7Al1
66t0 99t7 A7q1 58k2 BAk0
66t0 99t7 A7q1 58o6 BAk0
66t0 99t7 A7q1 68p2 BAo5

例えば一番下の行は、4手目まで 66t0→99t7→A7q1→68p2 という展開だったら BAo5 を置く、という感じです。

序盤データベースの作成方法はこの辺りを参考にしました。
http://www.cs.ualberta.ca/~mburo/ps/book.pdf
http://www.google.com/search?q=Generating+an+Opening+Book+for+Amazons

今回作った opening_book は各局面で深さ5の探索を行って次の手を決めています。PCを1ヶ月くらい回して生成したもので、最大6手目までのデータベースになってます。勝手にデータベースが成長してくれるので楽でしたが、夜にマシンがうるさくて困りました。